
長い大学生活の選択肢として海外留学は人気です。しかし、調べることの多さや多額の費用、要求される語学能力を理由に諦めてしまう人は多いです。今回はこれから実際にアメリカへ留学する学部 3 年の塾生にインタビュー。留学のきっかけや情報の集め方、モチベーションの管理方法などをお聞きしました。留学を考えている方はぜひ参考にしてください。
・留学を意識し始めたきっかけは何ですか。
明確なきっかけがあったというより、いくつかの要因が重なって留学をしようと思い始めました。一つ目はアメリカに対して憧れを抱いていたからです。孫正義さんや楽天の三木谷さんなど優秀な人はアメリカに行っているため、自分も行きたいと思いました。
二つ目は受験が終わり大学に入った後に燃え尽きるのが嫌だったからです。大学で努力する目標として留学を目指しました。三つ目は 高校生の頃サマースクールで海外に行っていたので、海外に行くことの抵抗感がなかったからです。
・留学のためにしてよかったことはありますか。
良い成績がとれそうな授業を取ったり、英語のディベートサークルに入ったりしたことです。
・留学によって就活が遅れることに対する不安はありますか。
1 年次での不安はあまりなかったのですが、今は不安です。ただ、自分の行きたい企業の選考スケジュールやサマーインターンの期間を調べて何とかなりそうということを確認して、不安をやわらげています。留学に行く前の現在も就活の準備はしていて、留学中も留学後も就活はするつもりです。留学に行く前に内定が出る場合、留学中に内定が出る場合、留学後に内定が出る場合とそれぞれのパターンごとにどうするかも考えています。
・留学に関する情報はどのように集めましたか。
主に留学にこれから行く、もしくは行った友人や先輩に話を聞いて情報を集めました。留学を目指す人を支援する団体や英語系のサークル、SNS を通じて相談できる人を見つけたり留学に関する情報を集めたりもしました。
・留学に対する意識やモチベーションが大きく変動したことはありますか。
自分はそこまでモチベーションが大きく変動したことはないと思います。留学に行くために英語を勉強することが、逆にモチベーションを保つことにつながりました。また、交換留学の願書を出した後は留学に対する実感が強くなり、モチベーションも大きく上がりました。
・大学の成績や語学の勉強以外に苦労したことはありますか。
志望理由書を作るのは 1 ヶ月半くらいかかり、大変でした。自己分析をして、なぜその大学に行きたいのか理由を言えるようにしておいた方がいいです。例えば、自分で志望理由書を書いた後に添削のプロの方や Chat GPT に見てもらうのがオススメです。
(狩谷東之介)