今春、慶應義塾大学体育会に新種目団体のラクロス倶楽部が、1998年に拳法部が昇格して以来となる、10年ぶり40番目の部として加わった。2007 年度ラクロス部の成績は男子が関東学生リーグ準優勝、全日本選手権1回戦敗退で、女子が関東学生リーグ戦1部リーグブロック2位。
慶大ラクロス部は1986年に発足した日本初のラクロス部である。Pioneer’s Prideをチームスピリットとし、設立初期からラクロス普及に尽力してきた。慶應義塾では2005年には幼稚舎にもラクロス部が新設され、裾野は広がっている。
ラクロス部の特徴は塾高からの経験者と、大学からラクロスを始める未経験者が入り混じっていることであり、それが強みとなっている。
日本ラクロス史とともに歩み、ラクロス日本代表を多数輩出しているラクロス部。体育会昇格後の活躍が期待される。