6月18日、慶大大学院法学研究科政治学専攻は、修士課程に公共政策専修コース、ジャーナリズム専修コースを新設すると発表した。09年4月に開設し、入学試験は今年9月より実施。定員は10名で、約半数は社会人経験者を予定している。
設置されたコースは、公務員・政策専門家、ジャーナリストを志望する学生・2年以上の社会人経験を有する大学既卒者・留学生を対象とし、「政治」に強い人材の育成が目的となっている。
公共政策専門コースでは、実務家の話を聞く講義以外にも、各種試験対策用に他の専攻・研究科や学部設置の科目の履修も可能。ジャーナリズム専修コースでは、政治学専攻などの専門的な科目に加え、マスコミ試験対策用およびジャーナリスト養成のためのメディア・コミュニケーション研究所の設置科目の履修が可能である。
また、社会人経験者の修学を促進するため、入学試験に社会人入試を実施し、中途退学の場合でも修了証が取得できるよう配慮している。
試験内容は、TOEFL/TOEICのスコアを提出することで、英語受験に替えることも可能。内部進学者の場合は各学部からの推薦を受けられる(第一次試験免除)。