慶大應援指導部は先月11日、お台場の潮風公園で開催された3・11メモリアル“きずな”ウオーク&ランTOKYO for the childrenに協力参加した。参加したのは慶大應援指導部のリーダー部とチアリーディング部に加え、東大、早大、法大。午前には4大学が順番に応援歌を、午後には慶大と早大のチアリーディング部がダンスを披露した。
「自分たちの一生懸命さを見てもらい、子どもたちに『自分にもやれることがある、頑張ろう』という気概を持ってほしい」と應援指導部主務旗手長の吉貝穣さん(文4)は語った。午前のステージ終了後に、チアリーディングをさせたり太鼓を叩いたりなどの体験を被災地の子どもたちにさせる「応援教室」が開かれた。
閉会式後には4大学の代表者各2名が指揮をとり、関東と東北の子どもたちがエール交換をした。エール交換は厳粛なムードの中で行われ、子どもたちは真剣な表情でエールを送りあった。全プログラム終了後に吉貝さんは「スポーツを通じて得られる一体感や仲間意識をもって、日本が一つになってほしい」と思いを語った。