―業務内容
ゴールドマン・サックスは、投資銀行業務、証券業務及び資産運用業務を中心に、多岐に渡る金融サービスを世界中の企業、金融機関、政府機関等に提供しており、現在、世界30カ国以上で業務を展開しています。
「投資銀行業務」はM&A(企業の合併・買収)などに関するアドバイスや資金調達のお手伝いを、「証券業務」では、世界中の金融市場の株式、債券、為替、コモディティ、デリバティブ(金融派生商品)の高度な分析と取引を行い、また「資産運用業務」では、機関投資家のみならず、一般の個人投資家に対しても幅広く資産運用サービスを提供しています。
―業界の特徴
金融業界での仕事は、刻一刻と変化する世界や国内の情勢を常に把握し、また創造力、スピード、実行力が求められるのが特徴です。現状に満足することなく、挑戦することを楽しむ人が多いと言えるでしょう。
―社風
「実力主義」。男女を問わず、若いときからチームのリーダー的な役割を担い、重要な仕事を任されます。仕事への意欲を持つ社員は誰でも、チャンスをつかむことができます。
「チームワーク」。お客様に最高のサービスを提供するため、何よりもチームワークを大切にする文化が根づいています。常に最高の結果はチームワークによって得られることを社員は身をもって感じています。
―求める人材
何かを成し遂げたいという強い意欲を持つ人材を求めています。またチームで仕事をすることが多いので、コミュニケーション能力も不可欠です。具体的には、問題解決能力、論理的かつ創造的思考力、コミュニケーション能力に優れたチームプレーヤーであることを重視します。ただし、金融に関する知識や資格、英語力は採用時には重視していません。
―採用について
採用は部門別に行っています。会社研究と自己分析をした上で、興味のある部門にエントリーしてください。最大3部門までの併願が可能です。
またゴールドマン・サックスは、「ダイバーシティ」を重視し、性別や経歴を問わず、多様な人材を積極的に採用しています。意外かもしれませんが、経済系出身者だけでなく、理系出身者も多く、理系の論理的な思考を生かし活躍しています。
―就活生へのアドバイス
インターネットからの情報に頼り過ぎず、会社訪問など、実際に足を運んで貪欲に行動してください。また、自分の強みや弱みが何かを、客観的な視点を持って、じっくりと考えることが大切だと思います。面接では自分の言葉や体験で、気持ちを込めて語ることを心がけてください。
聞き手=横山太一