慶應義塾は先月29日、12月以降の節電方針を公表した。東日本大震災の発生以後不足している電力供給への対応として、義塾は全キャンパス合計で前年度比5%の削減を目標としている。夏季に行われた節電方針は政府の要請に合わせて行われたものであるが、今回は義塾が自主的に設定した目標である。

具体的な節電措置として、暖房の基本設定温度を22度とし、夏季の節電措置と同様に室内の減灯と廊下の全消灯、エレベーターや電気機器の使用を必要最低限の稼働とすることを挙げている。また、節電意識向上のため夏に引き続き、ウェブサイト上で電力消費状況のグラフが公開されている。

この節電対策は2011年12月1日から2012年3月31日までの期間実施される。