三田祭実行委員会が主催する中庭模擬店大賞「モギミシュラン」で大賞を受賞した多言語喫茶を訪ねてみた。
マルタバックというインドネシア風お好み焼きを提供している。味はイタリア風、韓国風、本場のインドネシア風カレーがある。「マルタバックはインドネシアでは屋台で週に1回は食べるほどポピュラーな料理である」とインドネシアから来た留学生のサムエル・スサントさん(理工学研究科1)が語る。
夏から綿密に材料の分量などを計算していたそうだ。調味料も本場の味を出すためにアジア料理専門店などを訪れて探したという。仕込みを前日に行い、その翌日に販売する。手間をかけため原価が高くなってしまったが、より多くの人に食べてもらいたいため200円という低価格で提供している。
中でも一番売れたのは韓国風だ。「韓国ブームの影響なのかもしれない」とスサントさんは言う。黄色のトレーナーを着ている留学生たちに囲まれた喫茶店を訪れてみてはいかがだろうか。
(小俣尚暉)