慶大ソッカー部には全日本大学選抜に選ばれた2人のエースがいる。河井陽介選手(政3)と藤田息吹選手(政2)だ。慶大ソッカー部を支え、活躍してきた両選手。そんな彼らに昨シーズンを振り返ってもらい、来期への思いを聞いた。
―昨シーズンを振り返って。
河井「個人的には、多くの試合に出ることができて良かったが、得点をもう少し取りたかった。チームとしては、総理大臣杯で全国大会に行けたので、良い経験になった。だがリーグ戦の順位をもう少し上げたかった」。
藤田「個人的には、大学選抜に選ばれて、充実したシーズンだった。チームとしては、インカレ出場権を得られる4位以内に入れなくて残念だった」。
―上位のチームにあまり勝てなかったことについて。
河井「上位のチームはFWに決定力があり、全員で守備をして、1対0でも勝つ戦い方をしている印象を受けた」。
藤田「接戦になった時に、そこで勝ち切るところの差だと思う」。
―全日本大学選抜に選ばれてみて感じたこと、得たものは。
河井「自分自身が最高学年なのでやりやすい部分はあった。周りのレベルの高さを実際に体験することができたので、自分が成長できる、良い機会になった」。
藤田「普段プレーをしている中では体験できない、大学サッカーの最高レベルを味わえたので良い経験になった」。
―お互いのプレーについての印象は。
河井「守備がしっかりしている。それに加えて、代表や選抜を経験して、周りを使えるようになったと思う」。
藤田「得点に絡むプレー、得点に直結する動きがすごいと思う」。
―来シーズンから監督が替わるが、前監督の李監督との思い出は。
河井「1年生の頃から試合に使ってもらって、2部リーグで優勝できたことが一番の思い出」。
藤田「今シーズンは成績が良くなかったが、最終節で勝って終われたこと」。
―最後に来シーズンの目標や抱負は。
河井「来シーズンは僕達が最高学年なのでチームを引っ張らないといけない。戦力的には十分なので、4年間の中での最高の成績を残せるように頑張りたい。目標としてはインカレ出場権の4位以内をまず目指したい」。
藤田「勝負の年だと思っている。来シーズンは、しっかり結果を残して、もっと上のレベルを経験できるように頑張りたい」。
―ありがとうございました。
(聞き手=野々山智文)