4月1日、慶應義塾150年記念事業の一環として、新たに大学院メディアデザイン研究科(KMD)と大学院システム・マネジメント研究科(SDM)が日吉に開設された。
KMDでは主として、デジタル・メディアコンテンツの領域や、デザインマネジメントの領域を創造、リードし、また、知の継承を担い、産業会を支える判断力をもった人材の育成が目的とされる。
また、SDMでは新たな技術や社会システムを提案、実行し、創造した市場を先導できるデザイナや、複雑化した技術システムのサイクル全般を革新的に管理運営するプロジェクトリーダーの育成を目指す。
なお、担当教員の中には、元郵政民営化大臣・竹中平蔵や、元マイクロソフト代表取締役会長古川享ら著名な教授も含まれている。
いずれも、入試は3期用意されており、奨学金制度も充実している。
米・マサチューセッツ工科大学や、スタンフォード大学など海外の著名な大学との連携も予定しており、世界規模の研究交流が期待される。