三田祭に来場するのは大学生や高校生がメインかもしれないが、小学生や幼稚園児などの小さな来場者も忘れてはならない。
第一校舎107教室では児童文化研究会が、三田祭に来場した子どもたちのための企画を行っている。アトラクションの種類は人形劇、影絵劇、工作・実験教室、紙芝居などさまざま。着ぐるみを着た部員が入口で子どもたちを楽しませている。
今年から配っている風船が子どもたちに大評判だ。「風船を渡した時に、素直に見せてくれる無邪気な笑顔がとてもうれしい。そういう喜びがやりがいです」と三田祭担当代表の長山あかねさん(商3)は語る。
劇や紙芝居の道具、ストーリーはすべて部員が考えて手作りしている。自身が子どもたちに伝えたいことを中心に作るそうだ。
大人だけでなく、小さな子どもも楽しめる三田祭。子どもたちの笑顔が印象に残る。
(潮田裕子)
『児童文化研究会@第一校舎107教室』