第一校舎106教室で行われた手話サークルMiMiの発表会では普段触れることのない手話という文化に触れることができた。演目は『ロミオとジュリエット』。 最後には手話コーラスが行われ、FUNKY MONKEY BABYSの『夢』が歌われた。部員のうちの誰が新入生なのかもわからないぐらい全員の息は揃っており、その様子からは彼らの努力が感じられた。
「手話を通して、耳が聞こえない人ともコミュニケーションをとることは可能だと人々に伝えたい」と笑顔で手話を使用しながら語ってくれたのは代表の瀧口諒さん(理工2)。その目的は、発表会では果たされているようだった。
会場は、部員も客も笑顔が絶えず、常に一体感が感じられた。手話を体験したことがない人も、部員が丁寧に教えてくれるので楽しみながら手話を覚えることができ、そのアットホームな雰囲気に魅せられた観客も多かったのではないだろうか。
手話サークルMiMiの公演から、手話の扉を開いてみるのも良いかもしれない。
(加藤さき)
『手話サークルMiMi@第一校舎106教室』