秋も肌寒くなり、温かい食べ物が恋しくなるこのごろ。とくに鍋物はとても魅力的だろう。
福岡慶應学生会はイチョウ通りの一角でモツ鍋店を出している。モツ鍋は、博多モツ鍋の名称で知られており九州地方の名物だ。代表の岩永翔太さん(経2)は、「博多モツ鍋の良さをもっと関東に広めるために毎年出店している」と話す。
実際に食べてみると、柔らかくてツルツルした食感がなんともたまらない。野菜がたっぷりはいった汁も、モツの味が染みていてとても心が温まった。
店の自慢としてリピーターが多いと話す岩永さん。「最初はモツの見た目に多少引き気味の人も少なくはない。しかし以前の三田祭で食べにきてくれた人が是非来年も、と声をかけてくれる」と語ってくれた。
学生会自体では、月一度のイベントを通し、福岡出身の塾生同士で交流を深めている。
和気藹々としたムードのなか、美味しいモツ鍋を通して福岡に興味を抱くのも良いかもしれない。
(長谷山瑛子)
『福岡慶應学生会@いちょう通り20番(院校舎側)』