「ミス慶應コンテスト2024」のフィナーレが11月25日、東京・TRANK(HOTEL)CAT STREETにて開催され、エントリーNo.3齊藤美雅(文2)がグランプリ、エントリーNo.4堤彩乃(法法3)とエントリーNo.6土川満里奈(総4)が準グランプリに輝いた。そんな彼女たちに今の心境や今後についての話を聞いた。 

 

ミス慶應グランプリ・準グランプリに輝いた心境

 

ーーミス慶應グランプリ・準グランプリを受賞しての心境をお聞かせください。

 

堤 「半年間応援してくださったみなさんに、結果で思返しをすることができてとてもしいです。大変なことや辛いことも沢山ありましたが、めげずに頑張ってきてよかったと心から感じています。半年間支えてくれた友人や家族をはじめ、関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。」

 

土川「素晴らしい賞をいただきまして、とても光栄です。ずっと応援してくださった方々のおかげで、最後まで頑張ることができたと思っております。引き続き頑張りますので、よろしくお願いいたします。」

 

齊藤「感謝の気持ちでいっぱいです。グランプリというこの賞は私1人の力ではなく、皆さんと一緒にいただいたものです。これまでたくさん応援してくださった皆さんに、結果で恩返しをすることができてとても落しく思います。約半年間、たくさんの応援を本当にありがとうございました。」

 

ミス慶應コンテスト応募の経緯とコンテストを通して得たもの

 

ーーミス慶應コンテストに応募したきっかけは何ですか?

 

堤 「挑戦しなかったら、後で絶対に後悔すると思ったからです。正直受かる自は全く無かったですが、とりあえず受けてみよう!という気持ちで応募しました。」

 

土川「大学生活も終盤に差し掛かり、「自分にまだ何かできることはないか」と自問し、ミス慶應コンテストへの応募を決意しました。」

 

齊藤「所属しているサークルの2学年上のミスコンファイナリストの先輩のいつも輝いている姿に強い憧れを抱き、私も将来の夢のきっかけになるような何かを見つけたいと思ったからです。」

 

ーーコンテストを通じて感じたことや成長できた点をお教えください。

 

堤 「活動期間の最初の方は、常に周りと比べられる中で、自分の短所ばかりが気になって落ち込んでしまうことも多々ありました。ですが、その苦悩をして、「自分は自分なのだ」と自分軸をしっかりと持つことを学びました。他人との比較ではなく、自分の中でのベストを出し尽くすことが大事なのだと気付いてからは、自ずとメンタルも安定して楽しく活動ができるようになったと感じています。」

 

土川「私は高校卒業後、大学に進学せず、社長秘書などさまざまな職種を経験しました。その過酷な社会人生活の中で、「得意な分野を活かして誰かの課題を解決したい」と考えるようになり、24歳で慶應義塾大学に進学しました。これまでの経歴を初めてSNSで発言した際、「進路で悩んでいたけれど、自分軸で夢を決めようと思えた」など、多くの方から反響のメッセージをいただきました。また、同じような悩みや経験を持つ方々が多くいることに気づきました。そこで、ミスコンという注目度の高い場を活かし、「困難を乗り越えるヒントを届けたい」という想いからWebサイト『Life Compass』を立ち上げました。このサイトでは、多様なバックグラウンドを持つ方々のストーリーを発信しています。公開直後とは思えないほどのアクセス数をいただき、多くの方々から感謝や激励のお言葉をいただき、とても嬉しかったです。また、ミスコン終了後のインタビュー依頼も複数いただいており、発力を十分に活かせたと実感しています。この挑戦を通じて、多くの学びと成長を得ることができました。」

 

齊藤「本当に多くの方々に日々支えていただいていることを、強く実感しました。決して自分1人の力ではなく、様々な方々の支えがあってこそできることがたくさんあります。また、以前は”自分らしさ”とは何か悩み、自をなくす毎日でしたが、コンテストを通して徐々に等身大の自分を認めてあげることができるようになりました。」

 

 

応募を考えている方に向けての応援メッセージ

 

ーー来年のコンテストへの参加を考えている塾生も多数いると思います。そういった方々に何かアドバイスやコメントをお願いします。

 

堤「私は、このコンテストを通して、何にも変え難い、貴重な経験をすることができました。今振り返っても、出場して本当によかったと感じています。少しでも迷っているなら、とにかくまずは応募してみてください!」

 

土川「このコンテストは華やかに見える一方、想像以上に大変なことが多いです。ただ、自分の中でこのコンテストに出場する目的が明確であれば、大変なことがたくさんあったとしても乗り越えられ、得られるものも多くあると思います。ぜひ夢に向かう第一歩として頑張っていただきたいです!」

 

齊藤「心惹かれること、やりたいと思うことがあるなら、怖がらずに挑戦してみるとその先には想像もしていなかったような新しい世界が広がっています。気を出して、一歩踏み出す皆さんを私は心から応援します!」

 

将来の展望

 

――最後に今後の展望をお教えください。

 

堤「今後については、自分自身としっかり向き合いながら決めていきたいと考えています。また、私は学業の方でも叶えたい夢があるので、今後はその夢に向かって頑張っていきたいと思っています。」

 

土川「社会人経験を通じて、「人の役に立つ仕事がしたい」と強く感じるようになりました。数字が得意だったこともあり、その論理的思考を活かしてエンジニア・データサイエンティストの道に進むことになりました。今後はこの仕事を通じてさまざまな経験を積み、人や社会に貢献できる事業に携わっていきたいと考えています。」

 

齊藤「今回のミスコン活動を通して、多くの方々に支えていただきました。いただいたご恩を直ぐにお返しすることは難しいと思いますが、これからも地道に誠実に日々を過ごし、成長するよう精進致します。そして、今度は自分が誰かをサポートし力になりたいと心から願っています。」

 

(金田悠汰)