11月22日、西校舎B2Fホールにて、慶應の書道会が主催する『三田祭書作展』が開催され、多くの来場者を魅了した。書道会は100年以上の歴史を持つ慶應唯一の書道サークル。90人ほどの会員が在籍し、4年生の最後まで活動する。今年の展示は特にユニークな作品が多く、書道の伝統的な美しさに加え、個性や創意工夫が光る内容となった。

会場では、幅広い年齢層が参加して制作した合作作品が注目を集めた。

 

 

 

 

写真1枚目に収められたこの作品は、各学年の会員が筆を取り、それぞれが4枚のキャンバスに思いを込めたものだ。 また、写真2枚目の作品は、会員の1人が自身の好きな音楽グループ「Mrs. GREEN APPLE」の歌詞を書にしたもので、現代文化と書道の融合が印象的だ。 さらに、写真3枚目に映る提灯は、2人の会員が共同で制作した力作で、書と立体芸術のコラボレーションとして高い評価を受けた。

展示会は今後も作品展示の場として継続的に開催される予定だという。

 

山岸賢太小塩啓太郎