三田祭初日の11月21日、西校舎ホールにて『KEIO GIRLS SHOWCASE』が行われた。
三田祭実行委員会によって開催された本企画には、UNICORNS Songleaders、dance crew es、さよならモラトリアム、Dancing Crew JADEの計4団体が登場した。それぞれの団体の三田祭までの練習過程や意気込みを収めたドキュメンタリー映像が上映され、さらにパフォーマンスも披露された。スペシャルゲストとして、タレントの鈴木奈々さんが登場。鈴木さんは持ち前の元気さと謙虚さで幅広い世代から支持されている。
初めにUNICORNS Songleadersのドキュメンタリー映像が上映され、その後メンバーによるパフォーマンスが披露された。足の高さやジャンプも揃い、チーム競技ならではの絆が感じられた。慶應唯一の競技チアダンスチームらしいパワフルな演技に多くの観客が魅了された。
続いてdance crew es。ドキュメンタリーでは、上級生が下級生に教えて日々練習していると言っていた。無駄のない構成美が魅力のslowjazzジャンルのダンス。伸びやキレを活かした迫力ある振り付けで一糸乱れぬ踊りを披露した。静かな部分にもこだわった緩急のついた演技であった。
さらに、アイドルコピーダンスを中心に活動するさよならモラトリアムが登場した。ドキュメンタリーでは練習でのメンバーたちの素の姿が映し出された。そしてアイドルのパフォーマンスならではのコールや手拍子の中「ポニーテールとシュシュ」が披露され、会場が一体となって盛り上がった。
最後に登場したのはDancing Crew JADE。複数のジャンルが混ざり合ったAll genres ショーケースを披露した。可愛いだけではなく強さやかっこよさといった女子の魅力が存分に表現されたステージは、多くの観客の心を掴んだ。音楽をかき消すほどの歓声の中、大人数が振りを揃えたダンスが特徴だった。
すべてのパフォーマンスを見て、涙が止まらないほど感動した鈴木さんは「私も踊りたくなった」と言っていた。実力派団体に所属する女子たちが集結した本企画には、女子の魅力が詰め込まれていた。各団体の今後の活動にも注目したい。