就活相談プランナーのアルファアドバイザーズは、厳しい就活で戦う我々の心強い味方である。この企画では全4回のアルファアドバイザーズのセミナー、取材を通して、大学1年生が将来のために何をするべきかというテーマから最新の就活トレンド、大学卒業後のキャリア相談まで幅広く現代の就活について迫りたいと思う。シリーズのその2となる今回は大学1、2年生に向けて今からできること、学生時代の過ごし方についてお届けする。

 

就活成功実績

アルファアドバイザーズは今年創業16年を迎え、その間多くの学生に就活指導を行い、成功へと導いてきた。内定へと導いた企業は三菱商事、三井物産、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、マッキンゼー、BCG、Google、Apple、P&G、三菱地所、野村證券などなど大手総合商社や外資系企業が多数で、アルファアドバイザーズの圧倒的な実績の高さが伺える。

 

日本企業を取り巻く環境

近年、日本企業は急速に変化するグローバル市場に対応するため、従来の経営モデルから脱却しようとしている。例えば、ノンコア業務の整理や早期退職の推進による人員整理がこれからさらに加速していくだろう。こうした状況下で、今後の安定したキャリアを切り開くには企業が欲しいと思うような専門スキルを身につけることが不可欠である。そのためには就活時、つまり学生時代からの戦略的な準備が重要だと語る。

 

必要なスキルとは

アルファアドバイザーズが提案する、就活や今後のキャリアに必要なスキルとは以下の5つである。

1リーダーシップ

2グローバル経験(留学、語学等)

3成績・資格

4ビジネスセンス

5コニュニケーション力

 

このスキルを得るために、学生時代に何をすべきだろうか。

 

1、2年生の時にするべきこと

慶應生のための就活セミナーという今回の企画の中で慶大卒である代表の入住さんが何度も強調したのが「慶應に入ったから終わりではない、慶應の敵は慶應だ」という点だ。確かに、「慶應に入ったから就活は大丈夫」という迷信を信じている塾生、特に1年生は多いのではないだろうか。アルファアドバイザーズはそんな学生に警鐘を鳴らしている。就活に大切なことは早期からの戦略的で入念な準備にある。

 

では、まず何から始めてみればいいだろう。入住さんはまず志望する業界、企業のESの問題を見ることを勧める。企業のESにはその企業が求めるスキルや経験が明確に示されており、3年生になった時にこのESに答えられるように大学1、2年生を過ごすことで慌てることなく自然に就活で戦うことができる。ここで注意したいのが就活のためだけに、無闇にわかりやすいガクチカになることをすればいいということではない。自分が本当に興味のある分野を必死に学んだ経験やその際にぶつかった困難に真摯に向き合った経験こそが就活での単なるESの一行を超えて、今後の人生において誰にも奪われない武器となってあなたを支えるのだ。就活のためにあれこれするというよりも、自分の問題意識を自覚し他者と比べることなく行動するという本質的なマインドセットが強く求められる。

 

このように、学生時代というのは今後の人生を大きく左右する非常に大切な期間であるにも関わらず、この期間を軽視する学生が非常に多いことに入住さんは苦言を呈している。これは慶應生に限らず、日本の大学生全体に言えることだが、確かに日本の大学生は海外の大学生に比べると勉強への関心が低いことはよく言われている。そのため、この期間に努力することは周りとの差をつけるチャンスであり、ポテンシャルの高い慶應生こそ、ここで頑張るべきだ。

グローバル経験を得るための選択肢とその恩恵

グローバル経験を大学生になってから得る方法はいくつかあるが、留学は今まで海外経験のなかった学生でも挑戦できる絶好のチャンスである。もちろん学内の交換留学は資格やGPAの求められるレベルの高いものではあるが、交換留学をすることでボストンキャリアフォーラムといった就活イベントへの参加権を得る。ボストンキャリアフォーラム、通称ボスキャリでは国内選考とは別に枠が用意され、数々の大企業が参加するためグローバル経験を持つ学生にとっては外すことのできないイベントである。これに参加できるだけでも交換留学をする価値があるだろう。

大学院に進学する場合も以上の条件は変わらないため、アルファアドバイザーズは大学院での海外留学も強く勧めている。

 

アルファアドバイザーズのサポート

以上のような対策を見て、1人ではとても手におえない、今のやり方が合っているか不安と感じた方はぜひアルファアドバイザーズに相談してはどうだろうか。アルファアドバイザーズでは無料相談から始まり、個別での手厚い指導、自己分析の独自ノウハウ、業界経験のあるアドバイザーによる金融系の専門知識の講座、そして、米国、シンガポール等海外MBAアドミッションとの協力によるツアー、ニューヨークのAmazon社を視察するアメリカツアーまで行っている。小手先の知識ではない本質的な対策を共に考えてくれるアルファアドバイザーズだからこその経験を得ることができるだろう。

 

次回は慶應生に人気だが、非常に難易度の高い金融業界について詳しく聞いていく。

前回はこちら「就活の勝利を掴むためにーアルファアドバイザーズのサポートに迫るー その1 就活真っ只中の大学3年生に向けて」。

今回紹介したアルファアドバイザー図の就活戦略セミナーはこちらからご覧いただけます!

冨山茜里