8月6日(現地時間)、尾崎野々香選手(環4)が初出場のパリオリンピックでレスリング女子68キロ級銅メダルを獲得した。

3位決定戦では、東京大会の銀メダリスト保持者のブレッシング・オボルドゥドゥ選手(ナイジェリア)と対戦した。持ち味のスピードを活かした素早いタックルで積極的に攻め続け、3−0で勝ち表彰台に上がった。

 

尾崎選手は、中学校卒業時に五輪選手の育成を目指すJOCエリートアカデミーに入学。その後、高校では文武両道を掲げ成績オール5を維持し、慶大環境情報学部に入学した。大学ではイスラーム文化に興味を持ち、野中葉研究室に所属しムスリム研究に取り組んでいる。

今大会の塾生のメダル獲得はフェンシングの飯村選手(総3)に続き2人目。

慶大女子では現役学生で初のメダリストとなった。

 

参照:SFC Magazine『新しいレスリングの道を切り開き、ムスリムとの架け橋になる』

高梨怜子