関東大学サッカーリーグの後期戦が始まった。第10節の中大戦、第11節の国土大戦で連敗を喫し、前期を12チーム中8位で終えた慶大。挽回を期して後期に臨んだものの、国土大・順大から得点を奪えず、第13節終了時点で10位。2部降格圏が目前に迫るスタートになった。(丸山康平)
チャンス活かせず
国士舘大に2連敗
【慶大0―1国士舘大】
両校拮抗した戦いを見せたが、終了間際にゴールを決められ、慶大は黒星スタートとなった。
試合は序盤からオープンな展開となった。慶大はサイド攻撃で、国士舘大は縦への突破で、互いに多くのチャンスを演出する。国士舘大がビッグチャンスを多く作るも、慶大は三上主将(政4)を中心にゴールを割らせない。
しかし、このまま引き分けで終わるかと思われた後半42分にカウンターでDFラインを崩されゴールを奪われ、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。
遠いゴール
2試合連続無得点
【慶大0―0順大】
順大に終始ペースを握られるも、堅い守備で得点を与えず、引き分けに終わった。
前半は互いにリスクを冒さずロングボールを多用する攻撃を展開する。その中で順大は徐々にペースを握り、ゴールへ迫る。
後半に入ると温存していたFW河井(政3)を投入した慶大に得点の気配が高まる。しかし、両校共にゴールが奪えずスコアレスドロー。