受験生のみなさんは入試本番まで残すところ約1週間となり、緊張しながら勉強しているころではないだろうか。慶應塾生新聞では『受験生応援企画』と題して、みなさんに役立つような情報をお届けする。今回は「気持ちの切り替え方・モチベの保ち方」を紹介する。

 

気持ちの切り替え方

・お菓子を食べる

勉強していると口寂しくなることがないだろうか。私は「○ページまで解いたらお菓子を食べる!」というように、小さなノルマを決めてお菓子を食べていた。ラムネやチョコレートなどの甘いお菓子に飽きたら、しょっぱい系のお菓子を食べて気分転換するのもおすすめだ(食べすぎには気を付けよう)。

 

・勉強する場所を変える

学校の教室、自習室、予備校、家などいつも決まった場所で勉強している人が多いだろうが、なんとなく気分が乗らないと感じたら、違う場所で勉強するのはどうだろう。例えばいつもは静かな場所で勉強しているが、たまにカフェや学校の廊下など雑音があるところで勉強してみるなどだ。

 

・教科を交互に勉強する

同じ科目を長時間勉強していると飽きてしまうので、得意な教科をご褒美感覚で勉強するとよい。私は日本史が一番好きだったので、「○○を勉強したら日本史をやる」というように科目と科目の間に日本史を挟んでいた。また、文系科目と理系科目を交互に勉強してメリハリをつけるのもいいだろう。

 

・外を歩く

常に机に向かっていると気分が落ち込んだり、運動不足になったりすることがある。たまには近所を散歩して息抜きしてみてはどうだろう。リフレッシュした後に机に向かうと、より集中できるはずだ。

 

モチベの保ち方

・大学のキャンパスを訪れる

志望校のキャンパスを訪れ、学生や建物の様子を見てみると入学後のイメージが想像できるうえに、入試会場の確認にもなる。私も実際、入試前に日吉キャンパスまで行ってみて自宅から大学までの経路を確認した(にも関わらず、入試当日は間違えて東急東横線の特急に乗ってしまい、日吉に停車せずとても焦った。経路は入念に確認しておこう)。

 

・パンフレットを読む

大学のパンフレットを読んで、大学で学びたい分野を考えよう。キャンパスを訪れるのと同様、入学後のイメージが湧くので、やみくもに勉強するよりも効果が上がるだろう。大学生活は中学校、高校に比べて自由度が高く、自分次第でどこまでも有意義にできる。ぜひ入学前から大学生活でやりたいことを見据えて勉強してほしい。

 

・勉強する

やはりこれが一番だ。勉強していてやる気が下がったら、少し息抜きしてまた勉強しよう。勉強上の不安は勉強することでしか減らない。勉強する順番や勉強場所を工夫しつつ、入試までのラストスパートを悔いの残らないよう全力で駆け抜けてほしい。

 

村上怜