「地域連携・ご当地グルメ展」が先月3日、SFCの七夕祭の中で開催された。SFCと連携協定を結んでいる長崎県や山梨県富士吉田市等の協力のもと、塾生が郷土料理を提供した。
今回の出展は、慶大と地域が連携した教育プログラムの一環として企画され、実際に各地域で調査研究を行った塾生が中心となり準備。郷土料理を提供することで商品の認知度拡大を目指すとともに、商品に対する顧客の意識を調査した。
出展内容は長崎県新上五島町の冷やしかまぼこ五島うどん、長崎県松浦市の猪肉鍋、長崎県対馬市の焼きしいたけなどとさまざま。
特に人気があったのは、富士山麓の地下100mから汲み上げた富士山の天然水を使って仕込んだ、山梨県富士吉田市の地ビールだった。
郷土料理の提供に加え、研究発表も行われた。知名度向上を目的に、島原そうめんを奨学金ならぬ「奨学麺」として出品した企画等は、今後の研究活動に弾みをつける結果となった。
主催者である政策・メディア研究科の袴田英雄さんは「地域には様々な魅力がある。是非それを発信していきたい」と語った。