9月7日、東京都有明テニスの森公園で開催された関東大学テニスリーグ男子最終戦で、慶大男子庭球部が関東優勝の偉業を果たした。慶大がリーグ戦で優勝を飾るのは46年ぶり。
最終戦の対戦相手は5位確定の早大。男子第196回早慶対抗庭球試合を兼ねて奮闘した。2-1でダブルスを先行し、続くシングルスでは、今鷹洸太選手(商4)、脇坂留衣選手(環3)、高木翼選手(総3)の活躍で5-3とし、慶大は勝利を決めた。最後はエース藤原智也選手(環4)が大差で相手を制し、結果6-3で慶大の勝利となった。全日本大学対抗テニス王座決定試合(以下、王座)出場の切符を手にした。
藤原選手は、「『今年の慶應はいけるんじゃないか』と自分たちも含め思っていて、周りの方からも多くの声援をいただきました。それを嬉しく思う反面、浮足立つことを危惧していました。しかしいざ始まってみると選手全員が一丸となって戦うことができました。『今年の慶應はちゃんと強いんだ!』と証明できた良い大会になったのではないかと思います」と同大会を振り返る。
(小山実穂)