三田祭初日の11月23日、西校舎ホールにて『CHAPTER〜慶應生密着ドキュメンタリー〜』の上映、及びパフォーマンスが行われた。

三田祭実行委員会によって開催された本企画では、競技ダンス部、K-POP完コピカバーダンスサークルNAVI、そしてdance crew esの、三田祭までの練習過程を収めたドキュメンタリー映像が上映された。さらに3つの団体によるパフォーマンスも披露され、会場に集まった多くの観客を魅了した。

スペシャルゲストには元テレビ東京のアナウンサー・森香澄さんを迎えた。森さんが登場すると客席からは大きな歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。森さんは、終始観客からの声援に応え、手を振ったり指ハートを作ったりと、サービス精神旺盛な姿が印象的だった。

司会を務めたスペシャルゲストの森香澄さん

初めに上映されたのは、競技ダンス部のドキュメンタリー映像だ。上級生の指導を聞く下級生は真剣な表情をしていた。3つのペアが息の合ったダンスを披露し、華やかな衣装とキレのあるダンスに観客も手拍子をして盛り上がった。

競技ダンス部の迫力あるパフォーマンス

続いて、K-POP完コピカバーダンスサークルNAVIのドキュメンタリー映像が上映された。普段のきらびやかな笑顔とは一転、真剣な表情で話し合い、練習を重ねるサークル員たちの様子が収められていた。上映後は、8人のメンバーによりTWICEの「Set Me Free」が披露された。いつも通り華やかで力強く、息のそろったパフォーマンスは観客を引き込んだ。

本家顔負けのパフォーマンスを披露したNAVI

トリを飾ったのは、dance crew esだ。VOGUEというジャンルのダンスナンバーが披露された。VOGUEは自分の手足を美しく見せるジャンルで、慶應のダンスサークルではesにしかないという。各々のこだわりのポーズと全体でそろった素早い動きは圧巻だった。大人数ならではの美しいフォーメーションチェンジにも目を奪われた。

dance crew esによる美しいVOGUEのパフォーマンス

普段は見ることのできないパフォーマンスサークルの練習風景からは、三田祭にかける熱い思いが伝わってきた。各団体の単独公演、そしてこれからの活動からも目が離せない。

 

斎藤このは松岡真帆