10月14日、明治神宮球場で、東京六大学野球慶明戦が行われ、慶大が明大に5-2で勝利した。
慶大と明大が、同一勝ち点で並んでおり、優勝争いで非常に重要となる今日の一戦。慶大の攻撃は、１回に1、2番の連続安打でチャンスを作ると4番栗林泰三選手（環4＝桐蔭学園）が左中間を破るツーベースヒットを放ち、2点を先制した。
さらに、続く打者もヒットと四球でチャンスを広げると、7番水鳥遥貴選手（商3＝慶應）が放った打球は、レフトとセンターの間を破る走者一掃のタイムリーツーベースとなり、3点を追加した。
幸先よく先制した慶大だったが3回以降は、明大のリリーフ陣にヒット一本に抑えられた。
奮闘したのが先発の外丸東眞投手(環2＝前橋育英)だった。
立ち上がりを三人で抑えると、3回まで完璧な投球を見せる。しかし4回、ツーアウトから四球で出塁を許すと、明大の6番小島大河選手にセンターに運ばれ一点を返される。七回にも味方のミスが絡み一点を失う。しかし後続をしっかりと抑え、9回まで投げ切った。
明日の第2戦に勝てば勝ち点を獲得し、単独首位となる。
（鈴木廉）