最高気温が35度を超える真夏日の東京。澄み渡った青空の下、8月4日から5日にかけて三田キャンパスにて「オープンキャンパス2023」が開催され、一際多くの人々で賑わった。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの対面開催となった今回のイベントには、全国から多くの受験生とその保護者が訪れた。

炎天下の中、三田キャンパスに全国各地から受験生が集まった。

当日は、学部説明会や模擬講義が行われたほか、重要文化財の図書館旧館や三田演説館が特別開放された。また地方出身の塾生たちによって「塾生入門」と題したトークセッションが開催され、学生生活や東京での暮らし、高校・受験生時代のエピソードが披露された。イベントの最後には質疑応答の時間が設けられ、超満員の会場は大いに盛り上がった。

塾生の話に耳を傾ける受験生とその保護者たち。当日は会場が満室となり、別室で中継部屋が開設されるほど大盛況だった。

さらに生協食堂やカフェ「八角堂」も開放され、多くの来場者が塾生お馴染みのメニューを楽しんだ。

昨今の受験は過酷な情報戦と化しており、入試形態や入学後の学生生活など多くの情報が溢れている。今回のオープンキャンパスで受験生の不安が少しでも解消され、慶大入学を希望する受験生が増えてくれると、一在校生として嬉しく思う。

 

(太田陽南子)