慶應大学三田キャンパスから歩くこと一分。そんな目と鼻の距離に、ユニークなお寺があることを読者諸君はご存じだろうか？今回は三田キャンパス開校以来のご近所さん、弘法寺をご紹介させていただこう。
大本山 弘法寺とは
「弘法」寺という名前があらわしているように、弘法大師空海の教えを源流とする、真言宗のお寺である。密教を通じて人々を救う方法を求道し続けた空海の教えに則り、時代や地域に合わせて、柔軟に人々の助けになる方法を模索し、進歩してきた。大規模な改装を施した館内は清潔で、設備も充実しており、一年中快適にお参りすることができる。また入口には宮島弥山（広島）大聖院から採火され、じつに1200年以上燃え続けているという「空海 消えずの火」があり、その霊火で沸かしたお湯は、訪問者にも振舞われる。連日ご利益を得るため多くの参拝者が訪れており、都内随一のパワースポットとしても人気を集めるお寺なのだ。
弘法寺公式：https://koboji.jp/
大切な日・勝負の日のまえにおすすめ！ 厄除け祈祷「護摩祈祷会」
毎月21日に開催される厄除け祈祷「護摩祈祷会（ごまきとうえ）」には、合格祈願や学業成就のため、受験直前期には慶大や塾校を志望する受験生たちも参加しているようだ。勉強は自分を磨くことであるが、机にばかり向かっていると鬱々として気分が落ち込むこともあるだろう。これから資格試験に挑戦するという学生や、就職活動に臨む学生にも勧めたい。 夏休み期間、図書館での缶詰に疲れたときなど、散歩がてら立ち寄ってみてはどうだろうか。
護摩祈祷会：https://koboji.jp/service/gomataki
日中はパン屋、BARに！音楽も楽しめる隠れ家スポット 弘法寺「寺パン」
弘法寺を語るうえで外せないのが「寺パン」。お寺が運営しているパン屋で、素材にこだわった60種類以上のパンが 160円～と、体にも財布にも優しい。学生からの人気も高く、三田キャンパスに期間限定で出店して以来、通い詰める学生も多いのだとか。味も腹持ちも抜群な、慶應生一押しのお店である。
さて、実はこのパン屋、なんと夜にはおしゃれなBARに変身を遂げる。昼の姿からは一変、店の入り口にはネオン風の「OPEN」の文字。店内は落ち着いた、大人っぽい雰囲気に様変わりする。営業時間は夕方6時から夜10時まで。運が良ければ店長の眞壁さんの生演奏を聴くこともできる。居酒屋には困らない三田であるが、たまにはクラシックを聴きながら穏やかな時間を過ごしたい。そんなあなたにおすすめの、隠れ家的スポットだ。
弘法寺の寺パン：https://koboji.jp/lecture-enjoy/terapan
脳科学者・茂木健一氏も推薦！現代の求聞持法（ぐもんじほう）「てらこや脳育プログラム」
つづいて弘法寺でしか受けられない、興味深いプログラムを紹介する。弘法寺管長である小田全眞（おだぜんしん）氏自身が考案した「てらこや脳育」だ。二日間で仏教に触れながら、科学的にも裏打ちされた「脳の使い方を変える」メソッドによって記憶力を飛躍的に向上させることができる。このプログラム、実はあの脳科学の権威、茂木健一郎氏からも高く評価されており、科学的にもその効果が実証されている。これまでに約4万人以上もの人が効果を実感したプログラムをベースとする本講座は、経営者からプロアスリート、受験・資格試験を控えた学生など、幅広い層が参加し、好評を博している。参加すれば人生の変わる2日間になること間違いなしだ。
弘法寺のてらこや脳育：https://koboji.jp/lecture-enjoy/terakoya-nouiku
てらこや脳育の様子をチェック:https://youtu.be/SYZcBEyR8CA
弘法寺の取り組みはまだまだ紹介してもしきれない。他にも弘法寺について知りたいという方は、以下QRコードからぜひアクセスいただきたい。
