塾生・塾員に愛され続けて80年以上になる山食。三田キャンパス西校舎にひっそりと存在し、塾生のお腹を満たし続けてきた。
そんな山食に塾新記者が突撃!山食メニューの食レポを敢行した。山食の総メニュー数は日替わり含めなんと、約50種!今回は、その中から入門編として、定番メニューを中心に6品紹介する。なお、本連載にて可能な限り全メニューを紹介予定だ。完結時期も未定の本連載、温かい目で見守っていただきたい。
また、山食の魅力や多彩な日替わりメニューは、山食の公式Twitterから確認できる。今日のメニューをチェックして、キミもレッツ山食!
カレーライス
言わずと知れた山食の看板メニュー。三田キャンパス初日のお昼に選んだ人も多いだろう。お昼時には多くの塾生が注文するため、食堂外の廊下でもカレーの匂いがする、なんてことも。なみなみとルーの注がれたカレーはなんと普通盛り390円!大盛りでも440円!味よしコスパよしで、腹もふくれる。最高の一皿だ。そんな山食カレーは多くの塾生に愛され、卒業した塾員がわざわざ足を運んで食べに来ることもある。慶大生なら外せない逸品だ。
(姫野太晴)
若き血味噌ラーメン
山食では、一杯五百円で至高の味噌ラーメンを味わえる。「若き血味噌ラーメン」という名前の通り、唐辛子が練り込んである麺は赤い。啜ってみると、麺自体は辛くなく、スープにやや辛みがある程度。一杯食べ終わると、熱さとピリ辛さに額に汗が滲んだ。柔らかめ細めの麺にスープがよくからみ、美味しい。もやし、キャベツ、にんじんなどで構成された野菜炒めのほか豚チャーシュー二切れと食べ応え十分。21歳女性・食欲人並みの記者は満腹で山食を後にした。
(小島毬)
ビーフシチュー
よく煮込まれたビーフシチューを、ライスに載せて食べる。ゴロゴロと大きめにカットされた野菜たち。にんじん、じゃがいも、玉ねぎ。そして何と言っても、ほろほろの柔らかい牛肉がたまらない。ルーにしっかり馴染み、一度嚙めば口の中でとろけてしまうほどだ。あっという間に食べ終わってしまったが、お腹には満足感がしっかり残る。これで550円だというのだから、塾生の財布にも優しい。日替わりのレアメニューではあるが、見かけたときにはぜひとも、山食でビーフシチューを。
(橋本成哉)
しょうが焼き
店によって味が違うしょうが焼き。山食のしょうが焼きは、あまり辛さのないマイルドな味わいだ。豚肉の厚さは厚め。やわらかいお肉と添えられたナポリタンの甘みも合わさって、食べやすい一品だ。
しょうが焼きは、今のところ生協食堂では食べられないメニュー。癖になる味付けは、定期的に食べに来たくなる。特に厚め派&甘め派の学生にとってはリピート必至のメニューだ。さっぱりとお肉が食べたい気分の時、さくっと山食に寄ってみてはいかがだろうか。
(三尾真子)
アジフライ
山食といえばカレーやカツメニューが有名であるが、隠れた名品、アジフライ定食を食べたことはあるだろうか?
カレーというよりフライの気分、だけど3限前に揚げ物はちょっと重い…という方!山食のアジフライはあっさりしていて、ぺろりと食べられてしまうのだ。付け合わせの辛子はよい味変。つんとした辛味とほろほろのアジは、ご飯とキャベツへ箸を進めさせること間違いなし。
山食でカレーもカツフライももう食べてしまったというあなたに、ぜひアジフライを「あじ」わっていただきたい。
(鬼木元子)
うな丼
「山食に安くておいしい うな丼があるらしい」。そう聞きつけた我々は、ただちに山食へと向かった。
しっかりとした厚みのあるうなぎの蒲焼きが、みずみずしい白米の上に横たわる。蒲焼きには絶妙な甘辛さのタレがたっぷりと染みこんでおり、一口頬張れば気分はまるでブルジョワだ。お好みで七味唐辛子を加えれば、ピリッとした辛さがうな丼の新たな顔を引き出してくれるだろう。
食券は780円と他メニューよりややお高めだが、うな丼をこの低価格で提供する山食の企業努力には脱帽するばかりである。
以上、6品を紹介した。次回は最低でも5品を紹介予定。塾生諸君、三田キャンパスに来たなら、山食でお腹を満たそう!