「本のソムリエ」としてメディアなどで取り上げられている清水克衛氏の講演会が先月18日、日吉メディアセンターで行われた。これは学生の読書推進を目的に、慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会が企画。清水氏は本の読み方について講演した上で、様々な悩みに効く本を15冊ほど紹介した。
清水克衛氏は、自身の経営する書店「読書のすすめ」で顧客の悩みを個別に聞き、その人に合う1冊を推薦している。
講演会で清水氏は、「本を読んだら、ただその内容を知識として蓄積するだけでなく、即行動をおこす『体育会系読書家』になるべき」と語った。
また、時代が変ろうと変わらぬ価値観が学べる「たて糸の読書」を勧めた。清水氏の推薦する本は出版時期に関わらず今も購入が可能な「たて糸の読書」の本が多い。
「恋愛で悩んでいる人」「夢の実現に限界を感じている人」などそれぞれの悩みに対して清水氏が推薦した本の一部は、日吉メディアセンターで借りることができる。