グランプリ受賞から数週間経ちますが、今の気持ちをお聞かせ下さい。

正直グランプリを取れると思っていなかったです。2日間くらいは全然実感がなかったのですが、1週間経つと少しずつ実感し始めました。

 

どのようなところで実感し始めましたか?

ミスターオブミスターという日本一の男子大学生を決める大会があるのですが、各大学のミスコンで準グランプリ以上の人しか出場できない大会になっています。その出場に伴った雑誌「CanCan」の撮影や準備をし始めてから、実感し始めました。

 

コンテスト期間中に力を入れたこと、頑張ったことを教えて下さい。

TikTokと配信です。TikTokに動画を投稿して、TikTokライブとミックスチャット(ライブ配信アプリ)で配信をたくさんしました。

 

数あるアピール方法の中で、特にTikTokとライブ配信を選んだ理由をお聞かせ下さい。

慶應の美男美女を紹介するTikTokのアカウントに投稿された僕の動画がバズったので、自分でもアカウントを作って投稿を始めたら、それもまたバズったのが理由です。ライブ配信に関しては、全国の大学生で順位を競う企画があって、そこで1位になったのが大きな理由です。

 

大変だったこと、苦労したことを教えて下さい。

最終的にはあまり気にしませんでしたが、最初の頃フォロワー数がファイナリスト6人の中で一番少なく、フォロワーを獲得するのが大変でした。また、TikTokで伸びてほしいと思った動画ではない動画が伸び、決まったイメージを持たれることも悩みました。

 

コンテスト期間中の、印象に残ったエピソードを教えて下さい。

ライブ配信で1位になったおかげで東京ガールズコレクションに出場したことや雑誌「Ray」に掲載されたことです。特に印象深いのは、渋谷などの街中で声をかけられたことです。

 

出場する前と後で何か心境や生活の変化はありましたか?

コンテストで出会った人たちとの関わりを通して、新しい境地、新しい自分を発見することができました。

 

今の趣味と特技を教えて下さい。

趣味は動画編集で特技はライブ配信です。ライブ配信に関しては、特技にしたかったというよりやってみたら得意だった、という感じです。

 

これからの大学生活や将来についてどのように考えていますか?

ミスコンで忙しかったのもあって学業が疎かになってしまったので、TikTokも更新し続けますが、とりあえずは学業に専念しようと思います。将来はアナウンサーになりたいです。芸能関係も考えつつ、という感じです。

 

ファンや応援してくれた方へ、伝えたいことはありますか?

リスナーさんやTikTokがきっかけで応援してくれた学生がファイナルイベントの日に直接会場に来てくれて、これらの方々がいなかったら結果以前にここまで続けられなかったです。半年間僕がきちんと活動できたのはみなさんのおかげです。いつも支えてくれて本当にありがとうと伝えたいです。

 

最後に、この記事の読者の方へメッセージをお願いします。

正直ミスコンには賛否両論あると思います。ですが、半年間継続して活動して、その後にグランプリを決めるのは、見た目だけではなく内面や人となり、人間性も見てほしいからです。イメージに囚われずにミスコンというものに注目していただけたら、出場する側からすると嬉しいです。

(齋藤和奏子)