遂に始まる大学生活。期待に胸を膨らませる人もいれば、新生活に不安を募らせる人もいるだろう。そこで、当新聞を発行している慶應塾生新聞会(以下、塾新)の2年生にインタビューを行い、学生生活を充実させるためのヒントを探ってみた。
やってよかったこと
まずは、1年生のうちにやっておいてよかったことを聞いてみた。
・対面の授業をとったり、サークルに入ったりして、まずはいろいろな人と関わること!自由な時間が増えるのでたくさん遊ぶのが吉!だと思います!(文学部・女子)
・長期休みからアルバイトを始めたことです。初めてのアルバイトは覚えることがたくさんあるので、忙しい新学期からではなく暇な長期休みから始めることをお勧めします!(商学部・女子)
・語学の勉強!時間のあるうちにやっておいてよかったです。(文学部・女子)
・サークル活動とアルバイト。人間関係が広がり、多種多様な人と関わることができるようになった。(法学部・男子)
・アルバイトを死ぬほど頑張ってたくさん遊ぶこと!学年が上がるにつれてやらなければならないことも増えるため、1年生のうちにたくさん働いてお金を貯めるべきです。(文学部・女子)
一番多かった回答が、サークルやアルバイトに関するものだった。特にサークルは、新歓期間が過ぎると入会できないところもあるので注意が必要だ。
やっておきたかったこと
次に、1年生でしてしまった失敗や、やっておけばよかったと後悔していることを聞いてみた。
・サークルに積極的に参加すること!また、あまり下調べせずに授業を選んだら厳しい教授やきつい課題ばっかりの科目だらけで後悔しました。(文学部・女子)
・1限に対面授業を入れてしまったので、毎回ギリギリでの出席になってしまいました。試験前に直前まで内容を詰め込むことも難しいので、自分の生活リズムに合わせた履修を組むのがお勧めです!(法学部・女子)
・サークル選びを真剣に考えること。履修登録に必死&新生活に追われ、気づいたら活動体験などに参加できないまま入会期限が過ぎていました……候補を絞り込み過ぎないでまずはさまざまなサークルの新歓に顔を出すべき!(文学部・女子)
こちらで目立ったのが、履修登録に関する悩みだった。サークルで行われる履修相談などを利用し、無理のない計画を立てたいところだ。
新入生へのメッセージ
最後に、塾新の2年生から新入生への応援のメッセージをもらった。先輩たちの言葉を胸に、実りのあるキャンパスライフを送ってほしい。
・慶應で1年間過ごした身として言えることは、大学生の1年間はあっという間に過ぎてしまうということです。人生は選択の連続で後悔はつきものですが、自分が本当に大切にしたいことは何なのか見失わないようにすることが大事だと思います。(文学部・女子)
・新入生に何かアドバイスができるとすれば、「動きまわれ」ということです。遊びでも勉強でもいいですが、おそらく自分の興味のあるなしを含めさまざまな世界に触れられる最後の機会です。いろいろ挑戦してみましょう!(法学部・男子)
・大学生は意欲次第でいろんなことに挑戦できると思います!自分の興味に素直に、貪欲に、迷ったことは全部やる!というくらいの気持ちで4年間を全力で楽しんでください!(文学部・女子)
・授業についていけるのか、友達ができるのか、不安はあると思います。その悩みはみんな同じなので、自分が好きなように過ごすことできっと素敵な1年が送れると思います。みなさんの新入生ライフに幸多からんことを!(法学部・女子)
(廣野凜)