慶大は24日、2022年度の授業の約9割は対面で実施されることを発表した。
キャンパス内の感染対策については、教室の換気設備増強等の環境整備を2021年度中に行うとしている。教室定員など、キャンパスごとに定めている感染防止対策も今後必要に応じて見直しを実施する予定だ。
政府の水際対策強化によって日本に入国できていない留学生や基礎疾患などにより対面授業を受けることが困難な学生に対しては、学習が継続できるような措置を行う予定としている。
2022年度から、オンライン授業の単位数の上限が60単位となるので、塾生は履修申告の際、注意が必要だ。2020年度および2021年度にオンライン授業で修得した単位については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による特例措置として上限の対象外となっている。
7月に伊藤公平塾長が発表した「キャンパスライフを奪還する」という呼びかけのもと、慶大では、①必要な感染防止対策を継続しながら、2年間にわたり大幅な制限を受けてきた塾生の皆さんと、授業および教育・研究活動をキャンパスに戻すこと、②ここまで蓄積してきたオンライン授業の利点を最大限に活用すること、を大原則に、来年度の授業形態を検討してきた。
来年度の授業形態の詳細は2月中旬以降に随時慶大HPで公開される予定。授業実施形態は来年度のシラバスで確認できる。