開催10周年迎える
12月11日、東京国際フォーラムで慶應テクノモール2009が開催された。同展示会は慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)が主催。理工学部と理工学研究科の研究成果を社会に発信することを目的としている。
同展示会はKLL創立時から毎年開催されており、KLLとともに今回で10周年を迎える。それを記念して、トークセッション「KLL―これまでの10年、これからの10年」が開かれた。同イベントには清家篤塾長らが招かれ、今年のテーマである「実学(サイヤンス)の未来形」について意見を交わした。
会場には約70の展示ブースが設けられ、実演や現物展示を通じて研究成果が紹介された。また、教員によるラウンドテーブルセッションや連携技術セミナーも行われた。
同展示会は産官学連携に向け企業が最新の研究を知る場となっており、当日来場した1320人のうち約7割を企業関係者が占めた。