五輪出場OBによる講演も
慶應義塾体育会端艇部創立120周年a記念式典が12月12日、三田の生協食堂で開かれた。慶應義塾体育会、医学部体育会や塾高、志木高の端艇部員に加え、OB、OGなど総勢約350人が参加。清家篤塾長も出席し、祝辞を述べた。
記念式典の前には西校舎でパネルディスカッションが行われた。ヘルシンキ、メルボルンの両五輪に出場したOBが、戦後の厳しい環境下での練習や全日本選手権大会での思い出などを語った。
式典で主将の梶尾豪彦さん(経3)は「自分のように大学からボートを始めた人でも受け入れてくれる、(端艇部の)懐の深さに感謝している」と挨拶した。
端艇部は体育会設立以前の1889年より活動し、現在の体育会では4番目に古い歴史を持っている。