女性研究者支援の在り方を考える

12月12日に三田キャンパスで、第2回『ソーシャルキャピタルを育む女性研究者支援』シンポジウム「慶應義塾としての男女共同参画への取り組み―いま、女性研究者の活躍のために何をすべきか」が開催された。主催は慶大ワークライフバランス研究センター。

開会の辞で清家塾長は、今後も男女共同参画に取り組んでいくことを主張。その後、岩男壽美子名誉教授が基調講演を行った。

続いて株式会社東芝研究開発センター首席技監の土井美和子氏、福澤研究センターの西澤直子准教授、理工学部の松尾亜紀子教授、看護医療学部の宮川祥子准教授が講演。女性研究者支援の在り方を多様な視点から述べた。また、福澤諭吉記念文明塾1期生有志グループの研究発表、講演者によるパネルディスカッションが行われた。

文部科学省高等教育局私学部長の河村潤子氏による来賓挨拶、男女共同参画担当の渡部直樹常任理事による挨拶の後、ワークライフバランス研究センター長の太田喜久子氏が閉会の辞を述べ、シンポジウムは終了。会場には塾内外から多くの人が訪れた。