三田祭2日目の21日(日)、西校舎ホールでは、地元のプライドをかけて、白熱したバトルが繰り広げられていた。

三田祭史上初の地方企画である「東西ご当地バトル」は、東日本出身、西日本出身の慶大生それぞれ5人が、あるあるネタや方言で地元愛を競う。ゲストには山形県出身のウド鈴木さんが登場し、会場を盛り上げた。ウド鈴木さんも自身が経験した地元あるあるを披露し、東西両チームの共感を誘った。

特に印象的だったのは最終バトルの方言クイズだ。第一問目では「ちょさないで」という方言が出題された。ふだん聞きなれない方言に両チームとも苦戦している様子だった。正解は北海道弁で「触らないで」という意味。これには北海道出身のMOGURAさんも驚きの表情を見せた。方言の意味が発表されると観客から驚きの声が上がるなど、観客も一体となって企画を楽しんだ。

 

ふるさとを思い、文化歴史を学べた東西ご当地バトル。バトルの結果は西軍の勝利に終わったが、結果として、東西両チームがお互いの魅力について知る良い機会となった。東西両チームの熱いバトル、そしてウド鈴木さんのパワフルな語りで会場は大盛り上がりとなった。

 

(神谷桃華・大木一眞)