2021年慶應ボーイコンテストのファイナリストが記者として、ミスターコンテストに出場したOBを取材するこの企画。今回はNo.4の保木魁人さんが、2020年のファイナリストに輝いた増田龍暉さんに話を聞いた。
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保木:「ミスコンに挑戦しようと思ったきっかけを教えてください!」
増田:「ちょっと皆と違うけど、サークル守るため!まあ、もともとミスコン向きのキャラではないしな(笑)」
保木:「え?笑・・・」
保木:「生まれ変わったらまたミスコン出る?」
増田:「!!!」
この度、ミスター慶應2020ファイナリストの増田龍暉さんに話を聞く機会をもらった。冒頭は一部抜粋ですが、ユニークな動機でミスコンに挑戦した増田さん。
彼にとってミスコンとは?そして彼に何をもたらしたのか?
そして「サークル守るため!」とは?
そのあたりを深堀りしつつ、彼の素顔に迫ります。
それでは本編へ、どうぞ!! (実は増田と保木は元々お友達です)
保木:「簡単に自己紹介を!」
増田:「環境情報学部3年、ミスター慶應2020ファイナリストの増田龍暉です!中高6年間バスケに打ち込み、大学ではフリースタイルバスケサークルのシャムゴットに入り、今は代表です!その他動画編集、デザイン、サロモとかもやってます!」
保木:「ありがとうございます!もともと知ってたけど本当に多彩だよね(笑)。一つ気になったんだけど、6年間みっちりバスケやってたとなると、大学のバスケ部入りは考えた?」
増田:「結構聞かれるのよそれ笑。実は全く迷わなかった! 高校時代にYouTubeでフリースタイルバスケの映像を見て、そこで答えは出たんだ!あとは中高ずっとキャプテンで必死に打ち込んだから、やり切れた、という実感も。今はフリースタイルバスケが生活の中心にあるし、動画編集やデザインもネタはフリースタイルバスケ。いまや生活の軸になってる!」
保木:「なるほど~。相当なモチベーションでフリースタイルバスケに打ち込めてるのね!!自己紹介ありがとう!ますますミスコン出場への繋がりが興味深い」
生活の軸であるフリースタイルバスケとの関わりを聞いたところで、いよいよ本題に入ります!
保木:「ずばり、ミスコンに挑戦しようと思ったきっかけは!」
増田:「ちょっと皆と違うかもだけど、サークル守るため!なんだ。まあ、ミスコン向きのキャラではないしな(笑)」
保木:「え?笑。。守るため?」
増田:「そそ。大抵そんな反応笑。実はサークルの人数がすごく減ってさ。コロナもあり。だから自分が広告塔になって、サークルとフリースタイルバスケの魅力を広めたいなと思ったのがきっかけ!ほんと、ミスコンキャラじゃないから(笑)」
保木:「そうだったのか。実にユニークなきっかけだね。それに、並みじゃない気合と覚悟だ。ただ“キャラじゃない“ミスコン活動は中々辛かったんじゃない?」
増田:「そうね、ま、確かに不安はあったけど向いてないからこそ変に気負わずに、フレンドリーで親しみのあるミスターとして頑張ろうと思えた!ただ、企画で自分だけ数字が伸びなかったり、順位が低かったりした時は辛かったなぁ」
保木:「本当、シビアに数字で競うことが多いからね。辛いの分かる(笑)」
増田:「でしょ笑。ただ辛いことだけじゃなかったから乗り越えちゃった。フレンドリーなキャラでいたからこそ、配信でファンの方と親しくふれあえて本当に楽しかったし、撮影も新鮮でワクワクしたな。
それと、多くの人に見られていることを実感したから、自分をどう見せるか、学校の顔としてどうあるべきか、を考えて実行するのは、ものすごくやりがいを感じた。ミスコンだからこその経験だ、と思えることが多かったな」
保木:「なるほどね。確かに、出てみてわかること、感じることって本当にたくさんあるよね。得られるものが多いからこそ乗り越えられたのか。じゃあさ、最後の質問なんだけど、サークルのことは抜きにして、生まれ変わったらまたミスコン出る?」
増田:「出ます!!!絶対また挑戦する。最初は向いてないと思ったし、サークルの広告塔として臨んだけどけど、活動を通してミスコンの素晴らしさにも気付けたんだよね。他のファイナリストとの切磋琢磨、多くの方の応援、自分の言動や姿と向き合いながら自分を高めること、全てが特別な経験だった。もっと言うと、自分にとってミスコンってボーナスタイムだった。自分を大きく成長させてくれた場だった。選ばれた人しか出られないから、尚更ね! だから、生まれ変わったら、サークルが存続危機だろうとそうじゃなかろうと関係なく、またミスコンに挑戦したい!」
以上です。当初は、サークルのために向いていないと思いつつも挑んだミスコン。しかし活動を通してミスコンの魅力、得るものの大きさを肌で感じ、サークル関係なくまた出場したいと思うまでに至りました。そんな彼のチャレンジ精神、吸収力には本当に脱帽です。また彼にそのような変化を与えたミスコンは、様々な魅力を秘めた成長の場なのかもしれません。皆様も今後ミスコンに注目してみると、面白いのではないでしょうか。
(保木魁人)
※本記事はファイナリストの皆さまの個性を尊重し、ほとんど内容の修正を加えておりません。