こんにちは。みなさんいかがお過ごしですか?
塾生新聞会旅行記連載の第7回目を担当します、塾生新聞会1年の堀内未希です!
今回紹介するのは私の四国旅行についてです。この記事を読み終わる頃には、きっと「四国に行きたい!」と思えるはずです。
コロナ禍で旅行に行くことが難しくなってしまいましたが、この記事を読んで、皆さんが旅行気分を味わって少しでも楽しい気持ちになれたら幸いです。
お昼ご飯に鯛丼!
まずは腹ごしらえ。四国で最初のお昼ご飯は鯛丼でした!鳴門海峡(←後ほど紹介します)の激しい潮流の中で育った鳴門鯛は、身がプリップリで歯応えがあり、さっぱりとしているためどんな味付けにもよく合います。
世界中の名画に出会える大塚国際美術館
さて、快晴の空の下、車を走らせて向かったのは話題の大塚国際美術館。ここは、徳島県出身のシンガーソングライター米津玄師さんが、紅白歌合戦で中継を行った場所として注目を集めています。
こちらが、展示されている作品の一部です。
「なぜ世界中の名画が徳島県に!?」と思った方もいるかもしれませんが、実は、ここ大塚国際美術館で展示されている名画は、なんとすべて陶製の板で作られているのです!!これは世界初の試みでした。大塚グループの1つ、大塚オーミ陶業株式会社が誇る特殊技術によって、世界26カ国190余りの美術館に所蔵されている名画1,000点以上が複製されています。
複製されている名画は、オリジナル作品と同じ大きさであるだけでなく、筆のタッチや質感までもが再現されているのです!
陶板名画の特徴の1つは、約2,000年以上経っても色が変化せずそのままの形で残せるということ。
本物の絵は次第に変化しますが、変化していない「真実の姿」を永遠に伝え、後世への遺産として保存したい、というのが設立者の願いだそうです。展示されているのは名画だけではありません。古代遺跡、教会、聖堂などの壁画を環境空間ごと再現した「環境展示」も魅力です。臨場感に感動!✨
日本にいながら、1日で世界中の美術館を巡ったかのような体験ができる大塚国際美術館は、とても贅沢でした。美術館好きな人はもちろん、誰もが楽しめる素敵なスポットです。
全約4キロのルートに沿って鑑賞していたら、1日目はあっという間に終了!
鳴門の渦潮を見に!
「うずしお観潮船」に乗って間近で見た「鳴門(なると)の渦潮(うずしお)」は大迫力でした。吸い込まれそうで少し怖かったけど。
渦潮とは‥太平洋と瀬戸内海の潮の干満差と、複雑な海底の地形があいまって発生するもの
鳴門海峡は、徳島県鳴門市と淡路島の間に位置する海峡で、世界でも屈指の激しい潮流が見られます。そんな「鳴門の渦潮」はなんと世界3大潮流の1つ!
“世界△大〇〇”と聞くと、ますます見てみたくなりませんか?!
特に大きな渦潮(大潮)を見られる時間帯は、船のチケット売り場やH Pで確認することができます。残念ながらこの日は、大潮は見られませんでしたが、激しい潮流を間近で見られて大満足です〜
うどん県 香川県
車を走らせ、徳島から香川へ。やはり、香川といえば讃岐うどん!!
数あるトッピングの中から、私は「かしわ天」を選びました。「かしわ天」とは鶏肉の天ぷらのことで、香川県独特の言い回しのようです。コシがあってツルスベのうどん、熱々&サクサクでジューシーなかしわ天は、この上なく美味しかったです。「このうどんをずっとすすっていたい‥」と思ってしまうほどでした(笑)
「讃岐うどんえん家」のかしわ天うどんは、私がこの旅で食べたものの中で一番忘れられない味です!
愛媛県へ
続いて、愛媛県に到着!3泊4日で四国一周はなかなかきついなと感じてきました。(笑)
愛媛県の観光スポットといえば‥しまなみ街道!!
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道の夜景は、なんとも美しかったです。夜景を見ながらディナーを食べ、次の目的地に向かいます。すでに20時!
車に乗って、暗闇に包まれた山道を進んでいきます。夜の山道は怖いですね。「鹿注意」の看板や、数十分に一度現れる対向車に驚きながら走り進め、ようやく着いたのは‥道後温泉本館!!
道後温泉は、非常に歴史のある日本最古級の温泉であり、「有馬温泉(兵庫)」「白浜温泉(和歌山)」と並ぶ日本三古泉の1つです。なんと、あの夏目漱石も常連だった道後温泉本館!彼と同じ温泉に浸かっていると考えると感慨深いです。温泉からあがった後にはみかんジュースを飲み、愛媛を満喫できました。
(次ページ: ついに高知県に到着! 水質日本一の仁淀川や坂本龍馬像を観光)