13日、明治神宮野球場にて全日本大学野球選手権決勝が行われた。慶大は13-2で福井工業大に勝利し、1987年以来34年ぶり4回目の大学日本一に輝いた。

1回表、4番正木の2試合連発となる2点本塁打で幸先よく先制した慶大。その後も中盤にかけて橋本の犠牲フライや正木のタイムリーなどで点を重ねた。先発の増居は、粘りの投球で福井工業大の打線を翻弄し、6回2失点と試合を作った。

慶大はこれまで、準々決勝にて関西学院大を 3 – 5 で、準決勝では上武大を 6 – 10で下し、決勝に進出。対戦した福井工業大は、初の決勝進出であった。

全日本大学野球選手権大会は、全国26連盟の春季リーグ戦等を勝ち抜いた27の代表校が、神宮球場と東京ドームを舞台に大学野球日本一を争う。昨年度は新型コロナウイルス感染症対策の観点から中止されており、大会は2年ぶりの開催となった。