大学でスポーツに励もうと志す多くの学生にとって、體育會(体育会)は魅力的な場所に映るだろう。しかし、学業やほかの課外活動にも妥協したくない。そんな方におすすめであるサークルが、準體育會アメリカンフットボール部DUCKSだ。
DUCKSとは
DUCKSは1963年に設立された、體育會に所属する準體育會のアメリカンフットボール部だ。準體育會とは、體育會に所属する団体の区分の1つで、體育會の施設なども利用することができる。また、関東学生フットボール連盟1部に所属し、毎年12月末に行われる関東選手権での優勝を目標に掲げている。
DUCKSの活動
通常の練習は土日の午前中に多摩川河川敷で、火曜日(及び木曜日)の夜には新横浜のグラウンドにて、計週2~4回ほど行っている。ポジションごとに分かれ、技術的なトレーニングを中心に2~3時間ほど練習に励む。
年間では、5月に早稲田のBACCHUSとの早慶戦があり、それが終わると6月の1年生週間となる。そして、7月は試験期間のためしっかりとオフが取られており、試験を乗り越えた8月には目玉の夏合宿で集中的に練習を行う。そして、10月にはいよいよリーグ戦が開幕し、12月には集大成の関東選手権へ臨む。なお、秋学期の試験期間である1月も同様にオフとなっており、3月には春合宿が行われる。
DUCKSの魅力
DUCKSの部員は魅力を「部活だけでなく、ほかのやりたいことと両立できることだ」と語る。體育會に所属しているため、関東選手権のような大きな大会や早慶戦といった試合に向けてチームとして本気で練習することができる。一方で、準體育會であるため学業優先であり、またバイト、遊び、留学といった多様なキャンパスライフに制限がかかることはない。アメフトにしっかり打ち込みつつ、他のやりたいことにも打ち込むことができるのだ。
また、いままでアメフトをやったことが無い、まして體育會なんて……と思う人も当然いるだろう。DUCKSではおよそ7割の部員が高校までアメフトの経験が無かったという。実際の練習においても、ポジションごとに少人数で行うため、経験の差によって練習に参加できないという心配もない。また、「アメフトと聞くと走り込みのような厳しい練習を想像するかもしれないが、実際は技術面中心でそこまできつい練習はない、むしろ楽な部類に入るかも」と述べるように、DUCKSは「誰でもウェルカム」な體育會団体なのだ。
DUCKSの部員
現在、部員はプレーヤー40人、マネージャー8人から構成されており、マネージャーも活動に参加している。體育會のマネージャーと聞くと難しそうな印象を受けるかもしれない。しかし、実際に入部する際はアメフトやマネージャー経験のない人が多く、そのような人もしっかり部に携われるとのことだ。體育會のマネージャーを経験してみたいが、経験が無いと躊躇している方にはお勧めである。
大学で新しいことに挑戦したいという方や、スポーツに打ち込みつつキャンパスライフも存分に楽しみたいという方は、ぜひDUCKSで仲間と共に汗を流すのはいかがだろうか。
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(佐々木遥平)