事前に集めた塾生からのさまざまな疑問を、その分野に詳しい先生に解決してもらうこのコーナー。第2回のテーマは「大学生とアルバイトとの向き合い方」だ。今回は、神奈川労働局雇用環境・均等部企画課の山田さんに、アルバイトに関する塾生からの「ギモン」を一刀両断してもらう。アルバイトを始める際に、最低限必要な知識を身につけよう。(聞き手 赤星)
―アルバイトを探すときの注意点はありますか。(M・Kさん)
ウェブサイトに載っている情報は不十分であったり、間違っていたりすることがあるので、面接時に提示される条件をしっかり聞きましょう。一方、大学に掲示されている求人情報は、信頼しても良いと思います。
―面接のときに確認するべきことはありますか。(K・Sさん)
勤務シフトについて、確認するようにしましょう。試験期間やサークルの大会前練習の期間に、休むことが可能か、また、急きょシフトを変更することが可能かどうかは確認した方が良いです。夜遅くに働くことができない場合は、その旨を面接時に伝えておきましょう。
―シフトを勝手に増やされた場合、勤務を拒否することはできますか。(H・Mさん)
契約が結ばれた後に雇い主からもらえる「労働条件通知書」に書かれている内容と異なる場合は拒否することができます。そのようなときのために、労働条件通知書は、そのバイトを辞めるまで大切に保管しておきましょう。また、雇い主は労働条件通知書を渡さなければいけないので、契約から1カ月ほど経ってももらえない場合は、必ず雇い主に確認しましょう。
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