いまだ続くタピオカブーム。「ひようら」にも新たなタピオカ専門店「出会い 会茶」が昨年12月末に誕生した。

中央通りの三つ目の交差点を左に曲がって、大きなタピオカのオブジェが目印だ。

店内は広々とした様子で、写真映えを意識した白の壁紙や英字の世界地図など、かわいらしい雰囲気である。イートインスペースもあり、タピオカ屋さんには珍しく、Wi-Fi・コンセントが利用することができる。店主さんによると、勉強してもいいそう。

私は、一番人気の黒糖ミルクティーを注文。

タピオカには黒糖の味がしっかりしみ込んでいて、ちょうどいい歯ごたえ。固くなりすぎないように4~5時間で作り替えているというこだわりがあるそうだ。

ほかにも、抹茶ドリンクを粉から作っている「抹茶ミルクティー」、ヘルシー志向な人向けの「ウーロン茶ミルクティー」、インスタ映え必至の「南極のオーロラ」がイチオシ。

また、おすすめのトッピングはプリンで、タピオカはぬるいとおいしくないので氷を入れたほうがいいとのこと。

「ひようら」にはすでタピオカ屋さんが複数存在するが、このお店の特徴は何と言っても安さだ。一杯420円から本格的なタピオカドリンクが楽しめる。

そして、一番の魅力は店主さんの人柄の良さだ。取材班の質問に丁寧に答えてくれ、商品や内観のレイアウトにについて熱く語る姿は、お店への愛情が感じられた。

タピオカドリンクの味や店主さんの人柄から、また行きたいと思えるお店だった。

人と人をつなぐ場所であってほしいという願いが込められた「出会い 会茶」。慶應生や近隣に住む方など、日吉に関わるすべての人から愛されるタピオカ屋さんであること間違いなし。

 

(中尾静花)

 

※取材は2020年2月に行いました。