第52回ミス日本コンテスト(Miss Japan Contest)2020において、グランプリに小田安珠さん(文3)、ミススポーツに田中絵梨果さん(環3)が選ばれた。

―受賞した感想をお聞かせください。

小田 まずびっくりというのが一番でしたね。しばらく実感が湧きませんでしたが、約1カ月間グランプリとして活動をする中で、責任感が芽生えてきました。

田中 半年間ファイナリストたちと一緒に活動して仲も良かったので、寂しさもありましたが、どんな仕事が来るんだろうというワクワク感が大きかったです。

 

―ファイナリストの活動で得られたことや、大変だったことはありますか。

小田 12人のライバルとどう戦うかではなく、自分とは何か、自分のやりたいことは何か明確にしないと戦えないコンテストなので、自分自身と向き合うことが一番大変でした。

田中 私がコンテストに応募したきっかけが、業界のスペシャリストたちによる勉強会だったので、その一つ一つが成長につながったと思います。

 

―座右の銘は何ですか。

小田 「温故知新」です。時代はどんどん変わっていき、未来を見ていかなければならないですが、昔のことを勉強していくことで、新しい視点が得られると思います。ミス日本として日本のことをもっと知って、未来につなげられるような人になりたいです。

田中 「You miss 100% of the shots you don’t take」という言葉で、日本語で訳すと、「打たないシュートは100%外れる」という意味です。17年間サッカーをやってきた中で心に刺さり、たとえ失敗をしても挑戦をするべきだと思っています。この言葉のもと、ミス日本にも挑戦しました。




 

―大学で勉強していることは何ですか。

小田 関東地方の人物埴輪をテーマに卒業論文の研究をしています。昔から洋服が好きで、服飾の専門学校に通っていた経験もあり、ファッションで考古学をやりたいと思っていました。考古学の知識を使って、昔の日本人がどんな服を着ていたか読み解いていくのはすごく面白いですね。

田中 環境情報学部なので何でも学べるのですが、企業経営戦略を中心に勉強しています。将来の夢を実現させるためには、いろいろな企業の戦略を見て、ベストなものを自分で導き出す必要があると思っています。イタリアに留学したのも、マーケティングやブランディングに関して学ぶためでした。

小田安珠さん