アフリカ医療研究会代表などを経験した倉堀智一さん(医6)に、国際医学研究会の魅力を聞いた。

第42次派遣団 アマゾン川巡回診療船
第42次派遣団 アマゾン川巡回診療船

国際医学研究会(IMA)とは、医学を通じた国際交流を行うことで南米における医療の状況の理解や教育の体験を行なっている学生団体である。毎年夏に医学部の6年生3人が派遣団を結成し、南米を中心に44日間活動している。

学生が主体となり、訪れる国や活動の内容についても派遣団の3人が話し合って決定している。

例えばJICA(日本の政府機関であり、開発途上国への国際協力を行う)、Associação Médicos da Floresta(先住民族へ眼科検診活動を主とするNGO団体)、アマゾン川巡回診療船の同乗実習への参加である。これらの活動により、発展途上国での医療を体感し、日本の最先端医療から一旦離れて医療の原点にふれることを目標としている。

第43次派遣団のメンバー
第43次派遣団のメンバー

さらに、中南米医学生会議や日伯医学生会議に毎年参加し、現地で使用されるポルトガル語で学術講演を行うことにより、他国の医学生との国際交流を行っている。

2020年夏、第43次派遣団として松島宏和、中村竜也、倉堀智一の3人が南米へ渡航し、医の原点を実体験する。

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