11月24日17時、中庭メインステージにて、三田祭のラストを締めくくる、後夜祭2019が行われた。4日間三田祭を盛り上げてきた塾生団体が一堂に会し、圧巻のステージを披露した。
見どころは、後夜祭でしか味わえない、一夜限りのコラボパフォーマンスだ。
オープニングを飾ったのは、ビックバンドサークルK.M.P new sound orchestra、アカペラサークルWALKMEN、ダンスサークルesによるコラボナンバー「Sing Sing Sing」。
ドラムに合わせたソロダンスと、ボイスパーカッションに合わせたソロダンスの掛け合いに場内が一気に盛り上がる。
続いて登場した、カバーアイドルグループ さよならモラトリアムと、K-POPカバーダンスサークル NAVIは、「IDOL Remix」を披露した。
Michael Jackson’s clubとDancing crew JADEのコラボによって披露されたのは、マイケルジャクソンのダンスナンバー「Bad」メンバーのムーンウォークに、一際歓声が上がった。
慶大の三大ダンスサークルであるDancing crew JADE、dance crew es、Revolveによるステージ「Top of Keio Dancers」では、一糸乱れぬキレのあるダンスを、黒で統一した衣装が際立たせた。
他にも、Cheerleaders UNICORNS、UNICORNS songleaders、ジャズダンスサークルSIG、フリースタイルバスケットボールサークルSHAMGODがステージを彩った。
全11団体によるエンディングステージが終わると、本年度三田祭実行委員会委員長の馬場敦士さん(経・4)が壇上に上がり、三田祭について語った。馬場さんは、「塾生たちの青春を届けたいという想いでここまでやってきた」と感極まり涙した。
最後に、応援指導部の掛け声のもと、会場全体で若き血の斉唱を行った。歌い終わると同時に、観客の膨らませた風船が冬の空に舞い上がり、2019年度三田祭は幕を閉じた。
「光り、惹かれて」というテーマの如く、塾生たちの輝かしい姿に魅了される後夜祭となった。
(西岡詩織)