三田祭実行委員会は西校舎523B教室でエコキャンドル教室を開催している。5年以上続く、三田祭恒例の企画だ。

この教室では、慶大の生協食堂から出た廃油とクレヨンを混ぜたものを使用してオリジナルのキャンドルを作る。10色近くある色とりどりのオイルブロックを自分好みに選んでカスタマイズし、瓶の中に詰めていく。ここで使用される瓶は三田祭実行委員のスタッフたちが各自で集めたものであり、環境に配慮した点がうかがえる。

このように三田祭実行委員は「環境に配慮した活動」を心掛けている。三田祭期間の4日間で約20万人が訪れるが、その分環境への負担が大きいという問題点がある。そこで、実行委員会主導でごみの分別、割りばしのリサイクル、リサイクル容器の使用などを行っている。このエコキャンドル教室も、環境に配慮した活動の一環だ。

三田祭へ来た際は、ぜひエコキャンドル教室に訪れ、エコ活動を体験してみてほしい。(浅川力哉)