空がオレンジ色に染まり、三田祭1日目も終わりに近づいた午後5時。三田祭実行委員会主催のナイトパフォーマンスメドレーショー”Twilight Magic”が、東門を入って左の演舞場で行われた。
開演前からエレクトーン研究会が東京ディズニーランドでおなじみの「エレクトリカルパレード」や初音ミクの「千本桜」を演奏。赤い法被を着た三田祭実行委員が来場者に青いサイリウムを配布していた。打ち込みの4カウントが鳴り、エレクトーン研究会の演奏する三田祭オフィシャルソング「Midnight Dreamer」でライブは幕を開けた。寒さにも負けずボルテージが一気に上がった。
エレクトーン研究会の次は、大人気のアイドルダンスコピーサークル・さよならモラトリアム。駆けつけたファンらがコールで盛り上げる中、HKT48の「最高かよ」など2曲を披露した。
MCを挟み、ジャグリングサークルI-WingとMichael Jackson Clubの実力派2グループがパフォーマンス。磨き上げられた凄技に会場は思わず息を呑んだ。
その次にパフォーマンスしたのは、ダンスサークルRevolve。「愛」がテーマのロックダンスを披露した。
ショーの最後を飾ったのは、アカペラサークルWALKMEN。3年生6人のバンド「サザンが9」が、サザンオールスターズ「涙のキッス」と桑田佳祐「白い恋人達」をしっとりと歌い上げた。
“Twilight Magic”はこの日限りだが、演舞場では2日目以降も演武会や津軽三味線のステージなどがが行われる予定だ。慶大生たちが繰り広げる華麗なパフォーマンスに酔いしれてみては。
(髙木瞳)