4日間続く三田祭ミニステージ、最初を彩るのはラテン音楽研究会だ。

 

華やかでエネルギッシュな音楽が晩秋の寒さも吹き飛ばす。演目は今春からラテン音楽を始めたばかりだというフレッシュな1年生たちによって行われる前半と、上級生によって行われる後半に分かれる。

三田祭担当の中尾安希さん(文2)によると、ラテン音楽の魅力は珍しい楽器によって構成される派手な音色だと言う。

左から、笛型のケーナ、三角形のサンポーニャ、ギロ、チャランゴ、クラシックギター

 

ラテン音楽研究会の活動は毎週水曜日、土曜日に行われている。普段は演奏会に向けて練習しているという。具体的に三田祭、夏ライブ、福島で行われるコスキンという演奏会、冬定というものがある。三田祭に向けて、ライブを見に来た観客を楽しませるために練習に励んだそうだ。見所は、前半部分に行われる1年生だけの演奏だ。春から練習してきた成果を発揮する場として会員みんなが努力してきた。

 

三田祭期間中は連日、第1校舎1階105号室にてラテン音楽とともに南米系料理を食べることができる「Café Latina」が開催されている。

東京都心にいながら手軽に体験できる地球裏側の南米世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

(林ことみ・田上ひろの)