毎年多くの塾生一同が作り上げ、感動を生む三田祭も今年で61回目を迎える。

今年の三田祭はどのようなものになるだろうか。

今年度の三田祭本祭オフィシャルロゴと、祭のコンセプトについて解説する。

 

今年のロゴは以下の通りだ。

白、赤、水色の楕円が水面に見立てられ、波紋が広がる様子が描かれている。

ここには、三田祭に参加する塾生一人一人の個性が「波紋」のように広がり、誰かに影響を及ぼしてほしい、といった思いが込められているという。
塾生が三田祭に参加する方法は様々。サークルの模擬店やステージ上でのパフォーマンスはもちろん、三田祭を裏で支える役割も存在する。

そして、そこに参加する塾生の個性も十人十色で様々である。

その個性が表現され、誰かの心と共鳴したとき、そこには必ずや感動が生まれるはずである。

 

一方で、意外にも本祭のコンセプトは決まっていない。

決めることにより、出店するお店、舞台上でのパフォーマーはそのテーマに合わせようとして制約を受ける。

テーマがない自由な場でこそ、塾生の個性が十分に発揮されるためである。

 

十人十色の塾生の個性が存分に発揮され、見る人、来る人に影響を与える三田祭。今年はどのような感動があるのだろうか、目が離せない。

 

(南部亜紀)