塾生ならば皆、『福翁自伝』という本を一度は見たことがあるだろう。入学前に慶應義塾から送付された、福澤諭吉の生涯がつづられた本だ。義塾の設立者である福澤諭吉の生涯を理解することはとても重要だが、読むのに難解な印象を持ってしまいがちだ。実際に読破できた塾生はそう多くないだろう。
そこで、『福翁自伝』をより理解しやすく、とりつきやすい音楽にて表現するイベントが、三田祭にて企画されている。その名はずばり、「福翁“奏”伝」。慶大の塾生代表である前田稔氏と、東京藝術大学の千住明特任教授が共同で企画している。三田祭ではぜひ、福澤諭吉の生涯を“耳”で振り返ってみてはいかがだろうか。
開催概要
【第61回三田祭 SENJU LABコンサート「福翁奏伝~藝大×慶大~」】
- 日時:11月24日(日) 11:30入場 12:00開演
- 場所:慶應義塾大学三田キャンパス南校舎5F 南校舎ホール 入場無料
音楽界の巨匠「千住明」氏と慶應義塾大学塾生代表「前田じん」が三田祭で奇跡のコラボ。
福澤諭吉先生の生涯を東京藝術大学「SENJU LAB」が三田祭で演奏します。
事前先着予約チケットは10月24日(木)12:00より以下のURLから無料。
https://mitasaisenjulab.peatix.com/view
企画者 前田稔塾生代表よりコメント
塾生の皆さんこんにちは。塾生代表前田じんです。皆さん、入学前の例の段ボールに入っていた「福翁自伝」という本はご存知でしょうか。福澤諭吉先生の自叙伝です。あの本ってストーリーは面白いんですけど、昔の文章だし結構読むのって大変ですよね?なので、見て聴けるコンサートにしたら面白いんじゃないかと思って企画してみました!
監修は、今年上皇陛下の前で三浦大知さんと合奏したことでもお馴染みの千住明先生!そして演奏は東京藝術大学「SENJU LAB」にお願いさせていただきました!
魅力的なコンサートにするので三田祭最終日は是非お越しください。
(佐々木遥平)