9月15日、第93回関東大学サッカーリーグ後期戦が国士舘大学グラウンドにて開幕した。
国士舘大戦
第12節の国士舘大との試合は3―1で慶大が勝利を収め、後期開幕戦を白星でスタートした。
試合序盤からスコアは大きく動く。3分、自陣からのショートカウンターで多嶋田(商4)は相手DFをかわし突破。ラストパスを受けた橋本(総2)がゴールに落ち着いて流し込み、先制に成功。続いて5分、橋本のフリーキックをFWピーダーセン(経4)が綺麗にヘッドで合わせ追加点を獲得。開始5分で2点リードし、試合を支配する。28分には、多嶋田がダメ押しとなる3点目を獲得する。相手に試合の主導権握らせることなく、前半を3―0で終えた。
後半、3点のビハインドのある国士大の攻撃の時間帯が続く。相手がボールを支配するも、組織的な守備で決定機を作らせず、試合を優位に進める。しかし、試合終盤の79分。相手セットプレーからヘディングシュートを決められ失点。スコアを縮められたが、焦ることなく慶大は落ち着いて試合を進める。90+1分には、けがから復帰した主将の佐藤(政4)が投入され、そのまま試合をクローズした。完封勝利とはならなかったものの、ストロングポイントの攻撃力を見せつけ、慶大は3―1で勝利を収めた。
東海大戦
9月22日には第13節・東海大戦が行われ、1―1で今季初の引き分けとなった。試合序盤から東海大に主導権を握られるもGK田原(環3)の好セーブもあり、0―0で前半を終える。
後半になり試合は動き、63分失点を許す。しかし79分、途中出場の松岡(総3)が起点をつくり、福本(環4)がヘディングで同点弾を決める。その後は慶大が流れをつかみ、猛攻をしかけるも得点にはつながらず試合を終えた。
9月29日には第14節・東学大戦が行われ、4―1で快勝した。前半は、24分にリーグ最下位の東学大に先制される予想外の展開で試合が動く。しかし35分に橋本が得点し、同点で前半を折り返す。後半には、松岡が2得点、佐藤が1得点をし計4得点を挙げ、見事な逆転勝利をした。
後期も2勝1分で、リーグ戦2部1位を守っており、慶大2年ぶりの1部復帰に期待したい。
(浅川力哉)
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