第95回関東大学バスケットボールリーグ戦が8月24日に開幕し、慶大は明星大と対戦した。
明星大戦
◯第1Q
開始早々、明星大に先制される。しかし、慶大主将・山﨑(総4)がアシストして人見(法2)が3Pを決め逆転。相手の長身センターに得点を決められるも、その後も慶大は攻撃時に早い展開を見せ17―15で終える。
◯第2Q
つづく第2Q、途中出場の甲谷(環3)が攻守ともに活躍を見せる。勢いに乗った慶大は、立て続けに得点し、リードを広げる。ディフェンスから人見が相手パスをスティールし見事得点。37―29で前半を終える。
◯第3Q
後半は髙田(環4)が2P先制し始まる。慶大は、明星大のゴール下のリバウンド力やテンポの速いパス回しに翻弄され、一時3点差までに迫られる。しかし山﨑や甲谷が連続して得点を重ね、54―47で終える。
◯第4Q
これまでリードを続けてきた慶大は、明星大に主導権を握られ逆転を許す。点を取られては取り返し、1点差の攻防が続く。
そんな中、岩片(環3)がリバウンドを死守し何度もチャンスを作り出し、再び主導権を手にする。1点差の状況で人見が3Pを決めた上に、フリースロー1点も獲得し会場から拍手が起きた。そのままリードを守った慶大は75―70で開幕戦を勝利で終える。
翌日行われた第2節国士舘大戦は69―76で敗北し、9月7日の第3節中大戦も59―83と敗北した。
東洋大戦
9月8日には、リーグ戦第4節東洋大戦が行われた。
◯第1Q
先制点は東洋大。序盤は東洋大ペースと思われたが、開始3分、甲谷の3Pで逆転する。その後、山﨑が連続ゴール、髙田がバスケットカウントを決め着実にリードを広げ、24―16で終える。
◯第2Q
序盤から東洋大の連続得点、堅実な守備で2点差まで詰め寄られる。ここで山﨑が3Pを決め再び突き離す。
その後試合は拮抗し38―32で前半を終える。
◯第3Q
後半開始早々、人見の3P、髙田の連続得点で、リードをこの試合最大の14点に広げる。しかし、東洋大はオールコートでのダブルチームで慶大のミスを誘い、怒涛の攻撃を見せ、残り1分30秒の時点で同点に追いつかれる。そのまま試合は進行し52―52で終える。
◯第4Q
開始早々、3Pを決められ逆転される。
その後、一進一退の攻防を見せるが残り2分で、東洋大の連続得点により5点差に広がる。チームファールがたまり、突き離され試合は67―74でリーグ戦3連敗となった。
(三宅樹)